どうも、まつぼっくりです。
今回もEnder3アップグレードを紹介します(゚∀゚)
Ender3ユーザーの皆さん、Z軸の「傾き」、「剛性の無さ」気になりませんか?
今日はその気になるところを解消するためにZ軸ホルダーを製作しました。
本記事ではEnder3 Z軸の問題点、問題点の解決するために行ったことを書いていますので、
気になる方はぜひご覧ください( ・`д・´)
その他のEnder3アップグレードに関する記事はこちら↓
おすすめのフィラメント。安定した精度、Pxmalion!
この記事で紹介するZホルダーを製作した材料。格安フィラメントSUNLU!
これ本当にお勧めです。私が買ったのは2,000円くらいしましたが、Amazonで1,400円で売ってました( ゚Д゚)
Z軸ってどこ?
Ender3のZ軸は高さ方向にヘッドを上げるための軸で積層ピッチの精度に大きくかかわる部分になります。

どんな問題があるの?
このZ軸にどのような問題があるのか説明しますね。
①手で触ると動くので精度に影響が出る?(剛性)
まずは剛性です。
写真で分かるように、この軸は非常に長くなっています。
これだけ長いと、上のほうは少し触っただけで動いてしまいますね( ゚Д゚)
ここが動くと積層ピッチが安定しないなど、少なからず造形品質に影響が出ることになります。
②フレームと平行が出てないので上に行くほど抵抗になる?(傾き)
下の写真を見てください。

上に行くほど広がっているのがわかりますか??
この広がりが高さのあるものを作ろうとすると、抵抗になりこれまた積層ピッチの精度に少なからず影響が出ます( ゚Д゚)
Z軸ホルダーをEnder3で製作
さて、この2つの問題を解決するためにZ軸ホルダーを作りましょう!
得意のThingivers!
さあこれもThingiversでモデルをダウンロードしましょう!
Z Axis Guide (Ender3) Deluxe Ver.

ダウンロードが完了したらUltimaker Curaにモデルをインポートします。
Ultimaker Curaの使いかたはこちら↓

造形~組付け
準備ができたら造形しましょう!

Ender3のフレームに取り付けるためにナットホルダーも一緒に造形しました。
造形が完了したらベアリングの圧入です。
これがまた気持ちいいんですよね。圧入ってなぜこんなに気持ちいのか?
万力でぎゅ~っと押し込む感じがたまりません(‘ω’)

あっ、紹介するのを忘れてましたがベアリングは3Dプリンターで回転ものを作る際は必須アイテムです!ホームセンターは1個2,300円しますが、ネットだと激安です!
ベアリングは、いろんなところに使えるので常備しておくと便利ですね。
Ender3へ設置!
それでは取り付けて確認してみましょう。


問題だった剛性、傾きはこれで解消されました(゚∀゚)
まとめ
今回はEnder3のZ軸の 「傾き」、「剛性の無さ」 をなくすため、Z軸ホルダーを製作しました。
サイトからデータをダウンロードしてプリントしましたが、自分でモデリングするとさらに楽しみが増えますよ!Fusion360という素晴らしいCADソフトがあるので使ってみてください。
Fusion360はクラウド上で使用するCADになりますので、ネット環境は大事ですね。
私はNURO光を使っていますが、表示速度も速くて快適です!
下記記事で速度を測っているので時間があれば見てください。

いつも思いますが、自分自身で自分のパーツを作るってすごいですよね。これも3Dプリンターならではですね(^_^)
Ender3がEnder3をアップグレードするんです。笑
すでにEnder3をお持ちの方も、これから購入しようと検討されている方も、3Dプリンターの楽しさを知ってもらえると嬉しいです。
これからの時代、少品種大量生産から多品種少量生産になっていくと思います。
さらに進歩すると欲しいもののデータをダウンロードし、自宅で作る時代になると思います。
何十年先かわかりませんが( ゚Д゚)
皆さんもモノづくり楽しみましょう☺
ではまた!